電動歯ブラシが常識!日本は歯科治療後進国?アメリカの歯医者とデンタルケア

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目次

アメリカ人は歯に対する意識が高い

歯を磨く様子の写真
歯を磨く様子

「アメリカで虫歯になると大金がかかる!」

「 歯科治療のためにわざわざ日本に一時帰国した。」

こんな話を聞くことがよくありませんか。
アメリカでは、虫歯などのトラブルが起きてから治療するとかなりの金額がかかってしまいます。
保険内容や地域によりますが簡単な虫歯治療で数百ドル、根管治療(root canal treatment)になると$1,000ドル以上かかることもザラ!
そのためアメリカでは「トラブルが起きる前に予防する」という意識が強く予防歯科に力を入れています。保険会社としても大掛かりな処置になる前に対処した方が支払い額が少なく済むので、予防を推奨しているわけです。


私もアメリカに来てから歯医者は6ヶ所以上通い、ドクターや歯科衛生士さんに指導を受けるなどして少しずつ歯に対する意識が高まってきました。そうなると今度は日本の歯科に対して意識ってかなり低いなぁと思うようになってきました。日本に一時帰国した時に、近所の方とお話ししていたら口臭がすごくて。明らかに歯周病なので、ご家族が指摘してあげればいいのに、、思ってしまいました。

今回は、アメリカのオーラルケア事情をご紹介します。 日本も諸外国と比べると優れている点がたくさんありますが、オーラルケアに関しては断然アメリカの方がレベルが高いと思っています。皆さんも一緒にデンタルケアの意識を高めて、自分や家族の歯の健康を守っていきましょう。

アメリカのオーラルケア商品がお店に並んでいる写真
アメリカのオーラルケア商品はこんなにたくさん!

電動歯ブラシ使用が当然のアメリカ

電動歯ブラシがお店に並んでいる写真
電動歯ブラシも種類が豊富

まず、アメリカでは電動歯ブラシの使用を歯医者さんに推奨されます。日本では普通の歯ブラシを使用している人がまだまだ多いと思いますが、アメリカでは電動歯ブラシを使っている人が圧倒的に多いです。私もアメリカに来た最初の頃は普通の歯ブラシで磨いていたのですが、一度電動歯ブラシを使うと明らかな効果の違いを感じられるようになりました。まだ手動で磨いている方、絶対に電動歯ブラシの方がおすすめです!
ちなみに電動歯ブラシも安価なものから$300以上するものまで販売されていますが、私の経験上では「高いものほどいい!」です。

買う前は「歯ブラシに何百ドルか〜!」と躊躇っていたのですが、いざ使ってみると歯のツルツル感が全く違うと実感できたので、「これはお金を出した分の価値は充分にある!」と実感しました。

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子供の歯磨きに関しても同様で、電動歯ブラシの使用を歯医者さんでお勧めされます。「 子供はまだ電動歯ブラシは早くない?」なんて思わなくても大丈夫。手動より電動歯ブラシの方が効率が圧倒的にいいので、虫歯になるのを防げます。最初は嫌がるかもしれませんが、慣れるまでほんの少しの辛抱です。ちなみによくお店で見かけるキャラクターモノの電池式の歯ブラシはお勧めしません。何個か試してみたのですが、ただ歯ブラシがブルブル震えているだけで磨けている感じがしませんでした。 有名どころのブランド、ソニックケアやオーラルビーの子供用の電動歯ブラシがお勧めです。

うちの子は 1日に朝晩2回しっかり歯磨きをしているので、それが当たり前になっており、歯を磨かないと気持ち悪く感じるようです。そのおかげか虫歯になったこともまだないので、このまま虫歯ゼロを目指していきたいです。

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毎日のオーラルケアは工程が多くてなかなか大変

日本にいた頃は普通の歯ブラシで歯磨きをするだけだった私ですが、アメリカに来てお金のないインターン時代に虫歯になって辛い思いをしました。虫歯って本当に突然やってくる。
アメリカに来てから虫歯治療や根幹治療も経験し、毎日のオーラルケアの大切さを痛感。それに伴い歯磨きの工程がどんどん増えていきました。
アメリカの一般的なオーラルケア事情をご紹介します。

①デンタルフロスをする

デンタルフロスをする様子の写真
デンタルフロスをする様子

歯磨きの後にフロスをしている人が多いのではないでしょうか?
実は歯磨きの前にまずフロスをした方が歯の間のプラークの除去に効果的なのです。また、最初にフロスをすることで歯磨きでバクテリアやプラーク、食べかすを取り除けるので、歯磨き粉のフッ素が歯間の広範囲に行き届く効果があります。

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②ウォーターピック

ウォーターピックが販売されている様子の写真
ウォーターピック

デンタルフロスをして大まかな汚れを落とした後はウォーターピックです。歯の間や歯周ポケットに入り込んだプラークを強力な水流で洗い流して、すみずみまでケアしましょう。ウォーターピックは結構大きくて洗面所のスペースを取るんです、、!あまりバスルームにごちゃごちゃモノを置きたくないので買いたくなかったのですがこれも歯の健康のためなら仕方ない!と購入に至りました。今では毎日使うのが当たり前になっています。
使い方に関して、口をしっかり閉じたままスイッチを入れないとシンクに水が飛び散るので注意が必要です。


日本ではまだ馴染みがなく、使用している人はあまりいないかもしれませんが、日本でも口腔洗浄器ジェットウォッシャーという名前で販売されています。前回に日本に一時帰国した時に家電量販店にたくさん置いてあり、日本もオーラルケア熱が上がってきてるな、と嬉しくなりました。

\トップの部分を付け替えて家族で使えるウォーターピック

こちらはトラベルサイズ!日本に一時帰国する時や旅行にも持っていくよ/

③歯磨き

ここまできてやっと歯磨きの登場となります。アメリカではドクターにフッ素(Fluoride)入りの歯磨き粉を使うように勧められます。歯磨きは電動歯ブラシを使用して丁寧に2分以上はしましょう。

歯磨き粉が豊富にお店に並んでいる写真
歯磨き粉の種類も様々

知覚過敏のある人はアメリカではSensodyne(センサダイン) の歯磨き粉を薦められます。シュミテクトのアメリカ版ってところでしょうか。

同じメーカーやブランドの歯磨き粉でも使われている成分や含有量が違うことがあるようです。もし唇や口内に違和感があった場合は、すぐに使用を中止しましょう。 私はSensodyneを使っていたのですが、ある時Sensodyne Extra Whiteningという商品を使っていたところ、口の中が腫れてきたことがあります。使用を中止し、別のものに変えたら大丈夫になりました。

④マウスウォッシュ

マウスウォッシュをする様子の画像
マウスウォッシュをする様子

歯磨きが終わったら最後にマウスウォッシュをしてやっとオーラルケアが終了となります。マウスウォッシュは口の中の雑菌を殺して、虫歯や歯周病、口臭をケアする働きがあります。 何億と存在する細菌を減らしてその活動を抑えて、虫歯や歯周病などが発生しないように予防しましょう。

夜用マウスピースは保険カバーで無料

夜用マウスピースの写真
夜用マウスピース・ナイトガード

夜間の就寝時にTeeth Griding(歯ぎしり)Clenching(食いしばり)Tapping(上下の歯をカチカチさせる)をする方には夜用マウスピースがドクターからお勧めされるかもしれません。アメリカでは Night Guards(ナイトガード)と呼ばれることが多いようです。私はチェックアップに行ったとき、ドクターに「あなた寝てる時に食いしばりしてるね。」と言われナイトガードを作ってもらうことになりました。 その時は、「え〜!!私食いしばってるの?そんなもの必要なの?」という状態で、ナイトガードを作ってもらったにも関わらず面倒で使用しないことが多かったんです。その後に食いしばりやタッピングをそのまま続けていると、歯が傷ついて知覚過敏になったり、歯周病のリスクも上昇するなど様々な悪影響があると知り、今ではしっかり毎日つけるようになりました。 夫に聞いてみたところ、確かに私は就寝時に歯をカチカチさせていることがあるようです。(かなりショックです。涙) 自分では全く気づいていなかったので、指摘してくれた歯医者さんに感謝です。そういう意味でもチェックアップにしっかり通う事は大事!アメリカではデンタル保険でカバーされて、ナイトガードは無料で作れることが多いので、もし気になる方はぜひ保険会社や歯医者さんに尋ねてみることをおすすめします。

歯科検診は必ず行こう

歯科検診を受ける子供の様子の写真
定期的な歯科検診は大切

アメリカのほとんどの歯科保険では年に2回以上、チェックアップとクリーニングが無料で受診できます。

アメリカでは虫歯や歯周病の予防に力を入れており、必要があれば無制限で年に何度でもクリーニングが可能な保険プランも。我が家は以前はクリーニングが無制限でできる保険だったので家族全員、3ヶ月に一度はクリーニングに通っていました。加入している保険の詳細について、一度確認してみることをおすすめします。

歯の健康は本当に大事!特にアメリカの甘〜いキャンディーやチョコレートを食べさせていると、2歳位でも虫歯が何本もできてしまう子もいるんです。日々のデンタルケアと定期的な歯医者さんでのチェックアップにしっかり通って、自分と家族の歯の健康を守っていきましょう。




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